コーヒーの味の感覚はその日の体調のバロメーター

コーヒーは今ではほとんどの日本人に愛用されている飲み物ですが、しかしながらその味を本格的に把握できているひとは多くはいません。もし多くの人が把握できていたならば飲んだだけでどこのコーヒー豆がいくらの割合でブレンドされているかをおよそ把握できるはずです。それにもかかわらずコーヒーという飲み物が大好きな日本人ですが、わたしもそのうちの1人で味の違いを正確に把握できていないにも関わらずいろんな商品を買ってきては試し飲んでみたり、あるときはメーカーで抽出して飲んだりしています。さてそのただ好きなだけのわたしですが、味の違いは正確には把握できないものの、最適なコーヒーの味を作り出すのが本当に難しいことくらいは解っているつもりであります。本当においしいコーヒーを飲みたければ季節や温度湿度などその日の天候状態を考慮したうえで飲みたい粉の量とお湯の量と温度を決めてプロやそれに近い人は作り出すということくらいは知っています。

ですがわたしがここで言いたいのはそのようなことではなくてコーヒーを飲むことでその日のわたしの個人的な体調がおよそ把握できるということであります。というのもコーヒーというのは各個人が好きなように飲む飲み物でありますのである人によっては砂糖を入れたり入れなかったりミルクを入れたり入れなかったりをしています。そしてかくいうわたしも昔は砂糖とミルクをたくさん入れて飲んでいたのですが、近年は健康志向のためか砂糖の量を減らしたりなくしたりしている人が増えたためかそれにつられるようになって基本的には砂糖抜きで飲む機会が増えたのであります。そのように砂糖抜きでミルクを入れるのが通常の基本スタイルな飲み方のわたしですが、体調や精神状態が悪いとその飲み方が通用しなくなるのです。その飲み方で飲んでいるとコーヒーの粉を変更したり量の変動、お湯の温度や量の変化をしていたりしていてもおいしく感じなくなってしまうのです。仕方ないのでそのときはコーヒーを濃いめにしてミルクと砂糖を入れて飲みますと基本的にはおいしさを引き出してくれて精神状態の安定をもたらせてくれるのです。また胃の状態が悪いときには砂糖だけでなくミルクの量の調整も図らないとなりません。

全く入れないと胃の粘膜を保護してくれないのでさらにダメージを増やすからです。従って普段からミルクは若干入れてますが、胃の悪いときにはさらに多めにして砂糖を加えて飲まないとまるでお湯か水みたいに薄い味に感じてしまうのです。言い換えれば普段砂糖抜きで飲めているのはそれだけ精神状態や体調のいいときでありますのでコーヒーに入れる粉の量やミルクや砂糖の量の変化は体調や精神状態のバロメーターの役割を果たしているのです。

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