雑穀を料理に活用しましょう

雑穀というと、食感がよくなかったり、独特の癖や風味が苦手だという方は多いですね。けれども、雑穀は大変栄養価の高いものなので、できれば毎日の料理に上手に取り入れていきたいですね。白米に混ぜて炊飯する場合には、白米三合に対して大さじ2程度加えてみてください。この程度だと、風味や食感は気にならないはずです。体にいいからと言って、一度にたくさん加えてしまいますと、風味も強く出てしまうので、人によっては苦手意識も強くなります。白米3合に対して大さじ2程度なら、雑穀を浸水する手間もないので手軽に取り入れることができます。水加減ですが、いつもより大さじ1、水を多めに加えてから炊飯してください。炊飯時間も、普段通りでOKですよ。この割合で違和感なくおいしくいただけるようなら、大さじ1ずつ増やしてみるのもいいでしょう。

雑穀で健康的にダイエット

我慢するダイエットは、ストレスが伴うので、痩せた時または一向に痩せない時のリバウンド率が非常に高いといわれています。そこで、ダイエットしたいけれど、おいしいものを我慢したり、食事の量を制限したくないという人に取り入れてみてほしいのが「雑穀」です。現代の主食である白米は、でんぷんとタンパク質が主な栄養素です。雑穀には、白米に含まれていないミネラル類、食物繊維、生活習慣予防に効果的なポリフェノールが豊富に含まれています。また、白米に比べて低カロリーなので、いつも食べている白米に混ぜて食べるだけで、食事量を減らすことなく、自然とカロリーダウンすることができるます。食物繊維が含まれているので、女性の大敵、便秘にも効果的ですよ。便秘が解消されて、体の中のいらないものが排出されれば、さらにダイエット効果は高まります。

健康食材として注目されている雑穀とは

最近では、様々なメーカーから白米に混ぜて炊くだけでいい雑穀関連の商品が発売されていますね。体によさそうだな、というイメージはあっても、いったいどのような効果が期待できるのか、またどのような穀物が入っているのかということをご存知ない方も多いのではないでしょうか。雑穀と呼ばれているものは数えきれないほど種類がありますが、代表的なものは、玄米、あわ、ひえ、きび、ごまというところです。穀物の独特の風味が苦手で敬遠しているという人は「あわ」がおすすめです。あわの由来は、穀物独特の風味が「淡い」ことからきているのですよ。食感はもっちりとしており、噛みしめるとほのかな甘みがあるのが特徴です。ご飯と一緒に炊くだけではなく、大根の煮物やかぼちゃの煮物と一緒に炊いても食感が楽しめて美味しいですよ。雑穀が苦手な人におすすめです。